ミゴーとは

ミゴーとは、UMA(ユーマ・未確認生物)の一種とされています。つまりミゴーは怪物なのです。
ミゴーの棲息地といわれているのはパプアニューギニアのニューブリテン島にあるダカタウア湖。ここにミゴーは棲息していると言われています。ミゴーはダウカウア湖の近くにあるブルムリ村においては、ミゴーは古くからダカタウア湖の怪物として伝えられているといいます。

ミゴーの特徴

ミゴーが実際に捕獲されたというミゴーについての報告はありませんが、ミゴーの特徴はこれまでいくつも報告されています。ミゴーは現地の人々から多くのミゴーの情報がもたらされています。

  • ミゴーの体長

  • ミゴーの大きさには諸説ありますが、総合するとミゴーの体長は5~15mといわれているようです。

  • ミゴーの特徴

  • ミゴーは鋭い歯があるといわれています。頭部は馬によく似て、ミゴーは長いたてがみのある首をしているようです。ミゴーの手足にはヒレがあり、亀のような形状の手足をミゴーはもっているようです。体表に鱗がないといわれるミゴーは、茶がかった褐色の灰色をしているとミゴーはいわれます。

  • ミゴーの性格

  • ミゴーは獰猛で凶暴な性格をしていると、現地のミゴーの情報は伝えています。

    ミゴーの目撃情報

    ミゴーは前述のパプアニューギニアのニューブリテン島にあるダカタウア湖近辺で目撃されていますが、ミゴーは陸地で目撃されたこともあるようです。また付近の海でもミゴーは目撃されているようです。

    ミゴーに関する調査

    ミゴーに関して、これまで実際に調査されたことがありました。
    1972年にはミゴーが棲息していると思われるダカタウア湖の調査が行われ、ダカタウア湖には水草や小さな昆虫以外には魚、その他は全くいないという調査結果が出ているようです。ミゴーについての伝承や言い伝えの調査もあわせて行われ、付近のブルムリ村には多くのミゴーについての情報があったようです。
    1994年には日本のテレビ局によりミゴーの撮影、調査が行われました。このとき、ミゴーの実在を突き止め証明するには至りませんでしたが、ミゴーと思われる謎の生物の撮影に成功したと言われています。この映像はミゴーではなくイリエワニを撮影したものではないかと述べる人もいるようですが、ミゴーと思われるこの生物は尾を上下に動かして泳いでおり、左右に動かして泳ぐイリエワニとミゴーと思われるこの生物はこの点で異なっているようです。
    2003年には日本国内の大学機関によるミゴー調査があり、このときにもミゴーの実在を確かめるには至りませんでしたが、ミゴーではないにしろ少なくともダカタウア湖には5m以上の生物が棲息している、というミゴーの調査結果が得られているようです。

    ミゴーの正体

    こうした目撃情報のあるミゴーですが、ミゴーの正体にはいくつか候補があります。
    ミゴーをイリエワニの誤認とするミゴー誤認説。もしくはイリエワニが巨大化したものがミゴーであるとする説。
    ミゴーを8000万年前に付近に棲息していた水棲恐竜のモササウルスであるとするミゴー古代生物説。

    ミゴーの正体?モササウルス

    ミゴーではないかといわれるモササウルス。8000万年前に棲息していた水棲恐竜で、肉食性で凶暴な性格だったと言われています。主に魚やアンモナイトを捕食していたようで、体長が10m前後だったようです。外見はミゴーの目撃情報と照らし合わせるとミゴーとモササウルスは酷似しているようです。

    総括~ミゴーとは~

    ミゴーはあまり有名なUMAとはいえません。ミゴーの目撃情報が最も多いダカタウア湖はあまり生物のいないカルデラ湖ですが、海とつながっている可能性も指摘されており、ミゴーが棲息し、ミゴーが捕食する生物(魚など、ダカタウア湖ではほとんど生息していない)についての問題もないのではないかとも言われています。近海でのミゴーの目撃情報もあるようですから、この可能性も否定できないのではないでしょうか。
    いまだ謎の多いミゴーミゴーが目撃されるダカタウア湖についての調査、そして深海に棲むいまだ発見されていない生物の可能性。ミゴーについて今後新しい発見、ミゴーについての新しい発表があるかもしれません。
    いずれにしても、ミゴーという謎の生物について、他のUMAと呼ばれる生物と同様に、ミゴーもまたその存在を否定することも肯定することも、出来ずにいるのです。